楽に走るための筋トレ≪スクワット≫

こんにちは。
メディカルトレーニングコーチの馬場です。

先日こちらでもお話しした通り、
ランニングのトレーニングも様々で、何を目指していくかで内容が変わります。
トレーニングを「心肺的負荷」と「筋力的負荷」のふたつの要素で考えることがポイントです。

昨日の復習になりますがもう一度。

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【心肺的負荷】

◇ランニング
・ペース走、インターバル走などの水平方向移動の平地トレーニング
・坂道、階段、勾配をつけたトレッドミルなどの水平方向×垂直方向移動のトレーニング

◇ランニング以外の心肺的負荷
・自転車、水泳、クロストレーナー、ステッパ―

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【筋力的負荷】

◇フィジカルトレーニング
・不整地での片脚立ちの安定性の獲得
・不整地でのボディコントロール

◇ランニング
・坂道、階段、勾配をつけたトレッドミルなどの水平方向×垂直方向移動のトレーニング

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今回は筋力的負荷として楽に走るための筋トレを紹介します。

ベーシックですが≪スクワット≫です。
スクワット

動画で詳しく説明しています。

こちらからどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=wE0r8MaXuzM
推進力を増すためのお尻やハムストリングスを使った走りやすくなるための感覚の入力

◇ポイント
股関節の内旋の動きを意識した動作。
股関節をしっかりと曲げることを意識する(折りたたむ意識)。
膝がつま先より前に出ないこと。
ただし無理に腰を下げるとつま先が浮くので注意が必要です。

股関節の内旋は
ランニングにとって上半身への動きの伝達に欠かせない動きです。
うまく股関節を内旋していくことによって
振り子のように腕が振られるので、
楽に腕を振ることができるようになります。

 

動画を確認してみてください。

両神山トレイルランに参加して感じたトレーニング内容

こんにちは。
メディカルトレーニングコーチの馬場大輔です。

先日の日曜日に埼玉県にあり100名山の両神山を走る”両神山トレイルランに参加してきました。20.7kmということでなめてかかって痛い目にあいました(笑)

今回のコースは同じ山を4回走るという周回コース。
20kmということで最後までしっかりと走っていけるのではと考えていたのですが、甘かったです。
4回周回するということは言い換えると4回山を登るということ。
こんな単純なことが分からないなんて、算数弱いのがばれてしまう( ノД`)シクシク…

ま、それはどうでもいいとして、
今回走ってみた体感から
トレイルランニングに必要なトレーニングについて考えました。

 

 

トレイルランニング用のトレーニングは、
ロードのランニングに必要とされる「水平方向移動」を意識したメニューとともに
「垂直方向移動」を意識したメニューを加えることが効果的です。

走る事で考えると
坂道トレーニングやトレッドミル(勾配をつける)、階段トレーニングなど。

トレーニングを「心肺的負荷」「筋力的負荷」のふたつの要素で考えるといいでしょう。

 

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【心肺的負荷】

◇ランニング
・ペース走、インターバル走などの水平方向移動の平地トレーニング
・坂道、階段、勾配をつけたトレッドミルなどの水平方向×垂直方向移動のトレーニング

◇ランニング以外の心肺的負荷
・自転車、水泳、クロストレーナー、ステッパ―

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【筋力的負荷】

◇フィジカルトレーニング
・不整地での片脚立ちの安定性の獲得
・不整地でのボディコントロール

◇ランニング
・坂道、階段、勾配をつけたトレッドミルなどの水平方向×垂直方向移動のトレーニング

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わたくし馬場はUTMFにでて完走することを2年後に実現していくことを目標としています。
UTMFとは”ウルトラトレイルマウントフジ”のことで
富士山の周りの山々160kmの距離を走る大会です。

これを実現するにはトレーニングとしても距離を踏む走りをしていく必要があります。

私はただ走る距離を伸ばしていくだけではだめだと思っています。
多くのランナーは“距離信仰”の傾向があり、走る距離のほうを重視している方が多いですね。

距離偏重のトレーニングでは、故障の発生率を高めてしまうばかりではなく、
パフォーマンスが低下し、
最近の日本人ランナーが海外ランナーに勝てない一因も、
“距離信仰”にあるという意見もあるほどです。

また、
距離を重視すると強度は低下してしまいます。

 

 

そこで効率的(効果的)にパフォーマンスを上げる手段となるのが、「クロストレーニング」

クロストレーニングとは、
「専門とするスポーツの競技力向上のために、
その他のスポーツあるいはトレーニングを行うこと」

と定義されており、
海外の一流ランナーにも実践者が多いトレーニング法です。

 

なかでも自転車は、下半身の筋力を鍛えるとともに、特別な環境や技術を必要としないので、
マラソンのクロストレーニングの手段としてはうってつけ。

ランニングだけでなく、自転車を使ったクロストレーニングを取り入れることによって、
故障が減るばかりでなく、
走行距離を減らして効率的にマラソンのタイムを縮めることが可能と考えています。

 

 

ということで、
明日か明後日に、トレイルランの疲れもあることから自転車でのトレーニングを行います。
週に一度は行っていいかなと思っているトレーニング。
また報告を兼ねてランニングについてお話していきますね!

バスケットボール観戦。そしてトレーニングについて

こんにちは。
メディカルトレーニングコーチの馬場大輔です。

昨日はバスケットボール観戦。
実業団1部のリーグ戦。
トレーニングにお越しいただいている方の応援をしてきました。
バスケ試合
バスケットボールってこんなにも激しく、ボールをもっていない人も頭を使うスポーツだったかなといった印象を持ちました。アメフトの小さい版とでもいいましょうか、ボードゲームでシュミレーションゲームを高速で見ている感覚でした(あくまでも個人的な感想です^^)。

非常にフィジカルが大事なのは試合通じて感じました。

改めまして、コアの専門家として
体幹は力を発揮する源であり、
多くのスポーツのパフォーマンス発揮に影響を及ぼすと考えています。

サッカーやバスケットボールなどを代表して、
あらゆるスポーツのフィジカル要素のすべてに体幹は関わっています。

体幹の安定によって四肢の運動の効率は上がり、
動作が省エネ化することで持久力は向上するだけでなく
同様に体幹の安定により四肢の筋力発揮・パワー伝達の効率が高まります。
また,不規則な動きの連続にスムーズに対応するために、体幹の機能性と安定性の両面が必要で重要です。

そう「動いていながら安定する」ということです。

よくあるコアトレーニングは、プランクなどを代表するようにプランク
静的安定性のトレーニングが主になります。

私たちは体を作っていく(トレーニング)うえで原則なることがあります。

それは、

「整う」
「安定する」
「動く」

です。

動くには姿勢が整っていることが大前提で、
そして整った状態を安定させる能力が必要となり、
安定している体だからこそ、効率的に動くことができるのです。

特にサッカーやバスケットボールには
プレー中動いている中での安定性が求められます。

今回観戦していて、
改めて強くそこを感じました。

最近ランニングのトレーニングとして、
いわゆる体幹のトレーニング(いろいろとやっています^^)のほかにウエイトトレーニングも始めました。
ハイクリーンとランジをしています。

「ハイクリーン」

またいろいろと公開していきますね^^

※動画ですがウインドウ10に切り変わってしまっため、動画をアップロードできなくなってしまいました。
しばらくお待ちくださいませ。

ランニングもイメージが大事

こんにちは。
メディカルトレーニングコーチの馬場大輔です。

今日はメディカルフィットネスサロンとしては、整骨院がお休みの木曜日。
午前中に時間があったので、久しぶりにユーチューブを見ながらのんびり過ごしました^^

動画を見ていると、
レース動画にぶつかり、
そのままいろいろなレースを見ました。

次第にランニングフォームを観察。
以下のレースが特に印象的でかつ参考にしてみました。
参考にしたのは、
鎧坂哲也選手、
大迫傑選手、
村山紘太選手。

大迫傑選手 13分08秒40 鎧坂哲哉選手 13分12秒63 5000m日本記録更新した海外のレース

鎧坂哲也選手が圧勝した
日本陸上競技選手権2015 男子10000m決勝

村山紘太選手と鎧坂哲也選手の壮絶なラストスパート、デッドヒートで日本新記録が出た
2015年11月28日に行われた八王子ロングディスタンス 男子10000m

このレースは
27:30くらいから見ていただけると壮絶なラストを見ることができますよ^^

腕の振り、脚の運び、体幹の安定感などいろいろと参考になりました。
ちょうど今自分自身の走りに重なるところがあり(レベルは違いますがあくまでも自分で思っていることです^^)、
特に股関節の使い方のイメージができました。
イメトレ、大事ですね!

なので試したくてさっそくランニング(単純!)。
荒川土手を12kmほど走ってきました。
新たな走りができそうな予感。
合わせて体つくりも必要なことだと感じましたので、そこにもモチベーションが上がってきました。

これから楽しくなりそうです^^

具体的なトレーニングについてはまた報告しますね!

【ランニングに必要な筋トレとは?】

こんにちは。
メディカルトレーニングコーチの馬場大輔です。

「ランニングに必要な筋トレとは?」
content/uploads/2016/06/トレーニング男子.jpg”>トレーニング男子
とふと走りやすい体つくりを考えたとき、
果たしてどんなトレーニングが必要なんだろう?
といろいろと考えてしまいました。
ですので
実際に行ってきたものをまとめてみたいと思います。
まずは思いつくものから上げていきますね。

スクワット
 ワイドスタンス
 ナロー
スプリットスクワット
フロントランジ
サイドランジ
シングルレッグスクワット
ステップアップニーリフト

ヒップリフト
 股関節外転外旋
 股関節内転内旋
 股関節軽度屈曲
シングルレッグヒップリフト

プランク
サイドプランク
 股関節外転筋
 股関節内転筋
フロントクロスラインプランク

カーフレイズ
チューブを使ってのサイドキック

・・・

挙げようとしてらいくらでもありますね!
バリエーションもたくさんありますのできりがなくなりそうです^^

私の指導の基本は
”故障なく効率よく走るためのトレーニング”
です。
走りやすい新たな身体の使い方の感覚を身につけていくことを目的としています。

ですので、スクワット一つにしてもいろいろな目的があり、それにより故障なく効率よく走る体つくりができるのです。

そしてそのスクワットを導入するにしても、
しっかりと行っていく為に事前に必要なエクササイズがあります。
合わせて行っていくことでより走りやすい体つくりができるのです。

分かりやすく動画にしてまとめていきます。
随時でき次第アップしていきますので楽しみにしてお待ち下さいね!

今朝、”なべさん”こと渡邊トレーナーのアドバイスのもと、股関節を意識したランニングをしました。
めっちゃ走りやすかったです^^

ちょっとしたことでカラダは変わります。
そんなちょっとしたエッセンスをトレーニングにいれるだけでも、走りが変わってきます。
お楽しみに!

リアラインコアを活用したバレーボール選手の腰痛へのアプローチ

こんにちは!
スタッフの浅部です。

今日からまた1週間が始まりますね!
元気よくいきましょう!

さて
本題に入ります。

先日、腰痛があると高校生のバレーボール選手が来院しました。
そのバレーボール選手にリアラインコアを指導した報告です。

まずはリアラインコアがどんなものかご存じない方は
こちらをどうぞ。
↓↓↓↓↓

リアラインコアとは?

まずはモニタリングをしてみたところ、
骨盤の歪みはありましたが、
特に反り腰が強いなという印象を受けました。
おそらく腸腰筋の影響だと思います。
その影響か後屈をした際に骨盤が後傾できず、
胸椎で後屈をしていました。

リアラインコアは骨盤はもちろんのこと、
バレーボールでのスパイクの際の腕の振りやすさも
体感してほしかったので、胸郭にも装着しました。

やはりリアラインコアを装着しても後屈をしてもらう際には
骨盤が後傾をすることができなかったので、少しだけ手で後傾を促しました。
他にも腸腰筋の緊張をとるために股関節を回すような動きも取り入れました。
胸郭に関しては、本来の目的である肋骨の動きを取り戻すことができれば
問題ないと思ったので、いつも通りに指導しました。

結果は、骨盤に関しては後傾が少しできるようになり、
腰にかかる負担もだいぶ解消できました。
スパイクの際の腕振りも軽さを実感してもらうことができました。

バレーボールだけでなく、スポーツに励んでいる方は
是非、リアラインコアをご体験ください!