こんにちは。
メディカルトレーニングコーチの馬場大輔です。
今日は特に暑いですね~
こんな日中に荒川土手を走るなんて自殺もの!って思っていたら、「トレーニング終了後に走ります」って方が先ほど土手に向かっていきました。
「水分補給をしっかりと”」とお伝えするくらいしか言えませんが、
最近特に思うのが、
「慣れ」。
確かにこの暑い季節に日中に走るなんて体に良くない、気を付けましょう!とメディアなどではよく言っていますね。
でも体によくないかは
その暑さに適応しているか、いないかが大事です。
でも「この暑さの中で走りましょう!」と言っているわけではありませんよ^^
どんな状況でも”環境に適応”していることって大事なんです。
それが今ある私たち”ヒト”が直立に立ち、歩き、今ある文明を築き進化してきた大きな要素なのです。
パソコンに向かって一日中座っての仕事をしているこの”環境に適応”してしまったら、
私たちの体はどうなってしまうのでしょう?
両手を前方に出してパソコンを操作することで、肩は前に出ます。
画面をしっかりと見ることで、頭も前方に出てしまいます。
椅子に座りっぱなしということで、股関節は常に曲げている状態です。
中には背中を丸くして行っていえる方も多いことでしょう。
そんな姿勢を長時間していると、私たちの体の筋肉はその姿勢に合わせた長さになってしまいます。
言い方を変えるとその姿勢状態を体が覚えてしまいます。
では、そんな状態から立ち上がるとどんなことになるのかというと
右の方の姿勢のようになってしまいます。
私たちは同じ姿勢をとり続けていると、その姿勢に合わせた筋肉の長さとなってしまいます。
理想的な姿勢とは程遠い状態となってしまうのです。
もし無理やりにでも正そうとするならば、理想的な姿勢をとるために、本来使わなくてもいい筋肉を使ってしまいます。腰痛などの原因にもなってしまいます。
”環境適応”って怖いって思いませんか。
座っている姿勢の環境に適応していくことにより、それに合わせた形が出来上がってくるのです。
もともと私たち脊椎動物”ヒト”はそんな”環境に適応”してきて、今ある直立で立つ、直立で歩くを獲得して、今ある文明を築いてきたのです。
最近のそんな”環境への適応”でわかりやすいことと言えば、食生活の変化でしょう。
今の80歳以上の方と中学高校生の頭の大きさ、顎の発達具合には目を見張る変化を感じています。
同じ習慣が3代続くと変わってくるとも言われていて、頭の大きさなどはそんな柔らかい強く噛まなくてよい食生活に適応してしまったからでしょう。
だからこそ今いえることがあります。
2000年くらいからIT革命くらいからと言われる時代となってきました。
パソコンに向かってのすわり仕事が主体となっています。
ならばそんな生活環境に適応してくるもの時間の問題となってきます。
それに合わせてどんどん便利になってくるからいいかな^^
というのもも一理ありますが、
果たしてそれは健康なのか?
といいたい。
健康ってどんな状態なのか?を真摯に考えてほしいって思っています。
ちなみに
私にとっての健康とは?
「毎日自分のしたいことをして楽しく過ごしていること」
です。
でも楽しく過ごすことには
ベースとなる心と体が必要。
だからこそ私は体を育むことを選択しています。
楽しく遊んだ動いた結果(スポーツや外遊び)、しっかり運動できていた。
こんなようになっていることが私の理想です。
楽しい運動は体だけでなく心も育んでくれる魔法の方法です。
私はそんなことを伝えていきたいって思っています^^