【臨床雑記】ハムストリングスが張る、異常に疲れるなどの症状

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―はじめに―
日々臨床で感じていることや思ったことを書き連ねています。あくまでも私個人が体験し考え精査し実感したことです。予めご了承ください。ただ少しでも参考になりお役に立てれば幸いです。
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【ハムストリングスが張る症状】

バスケ山口選手

サポートしている山口選手です。
今回の症例はバスケットボールでの練習で
いつも左のハムストリングス(もも裏の筋肉)が張ってしまうというものでした。
このような症状の多くは「お尻の筋肉がうまく使えていないこと」が原因であることが多いです。

 


しかし今回はそれだけではなく「坐骨神経の走行」に問題がありました。
通常坐骨結節の後方を通って外側ハムストリングスの裏側に走行しているのですが、
今回は坐骨結節の後方を横切りながら大きく遠回りをしてハムストリングスの方へ走行していました。

 

 

その遠回りしている坐骨神経を遠回り視させてしまっている筋肉との癒着を剥がしていくことで、本来の坐骨神経の走行に導きました。
坐骨神経が本来の走行になることで

もも裏の張り感一気に取れました。

最後は整った状態を維持安定させるためにリアラインコンセプトにのっとってエクササイズで締めました。

 

 

 

「ただ使いすぎているわけではない
必ず原因があるはずだ」を追求するからこそ症状の根本改善があります。
「症状を繰り返してしまっている」などでお困りの方はご相談ください^^

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。