胸郭のアライメントの改善と維持・動きを引き出すリアラインコアの効果

『日本代表候補選手のサポート』

 

フットサルの杉山選手です。

肩の怪我で来院されて、

その時をきっかけにサポートさせていただくことになりました。

肩の症状のさることながら、プレーでの腰への負担が大きく本日2度目の施術をしました。

 

 

 

 

当院では関節の位置関係を整えるために、位置関係を崩してしまっている筋肉・靭帯・腱・皮膚・皮下組織などの癒着を剥がす技術で対応しています。

詳しくはコチラ

 

 

 

この技術の素晴らしいところは、「効果が持続すること」

 

 

 

そしていい状態を維持・安定していくために、特別な運動療法を行っております

 

今回は「リアラインコア」です。

 

 

 

彼女の腰への負担は胸周りの硬さと体の使い方に大きな原因がありました。

 

ゴールキーパーをしている彼女は常に前傾姿勢をしてプレーをしています。

その前傾姿勢の際に過度な腹筋の緊張があり、本来なら胸で反りたいところ、腰で反ることとなってしまい連戦となると腰が悲鳴を上げてしまうのです。

 

ご自身でも試してみてください。

まず肋骨の下側を触って(左の絵のように)

体を反るときに触っている肋骨の幅が狭くなりませんか?

 

多くの方が体を反る時にこの肋骨の間が狭くなる方を目にします。

 

反る時にここが狭くなると、

胸が引きあがりにくくなり

体を反る動作だけでなく、

頭を上に向ける動作や

肩を上げる動作に制限を生んでしまいます。

 

こうなると胸でうまく反ることができないので腰で代償するように反ってしまい、

腰に多くの負担が加わるのです。

 

 

 

リアラインコアを使うことで、

骨盤や胸郭を整えるだけでなく

いい関節の位置関係で動かすことで、それに伴う筋肉に刺激を与えることができるのです。

 

 

今回の肋骨が開かない使い方のために、

腰に負担のかかってしまう動作をしてしまう例では、

リアラインコアをしめた状態で大きく呼吸をし

それに合わせて体を反っていくことで、

肋骨を開かせてくれる筋肉である下後鋸筋が働くようになりました。

 

 

後はそのような使い方を身体に浸透させるために、

続けていくいことで

その動きを得ることができるようになるのです。

 

 

 

 

 

彼女の”治療を通じたパフォーマンスアップの目的”として、

「低い弾道での強いボールを上げる」

というものがあります。

 

これを実現していくためには、

大きく胸を開いてフォロースルーしていくことが必要です。

 

腰の不調が回復した今、

不安を解消しつつ左右の肋骨の間を開くことを再学習しています。

 

大きなフォロースルーを獲得し「低い弾道での強いボールを上げる」ことを実現し、

よりフィールドでのハイパフォーマンスのお手伝いしていきます。

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。