【臨床雑記】腰・背中への負担を軽減する しなやかな上半身作り (バレエダンサーへのサポート)

『腰・背中への負担を軽減するしなやかな上半身作り』
腰痛のバレエダンサーの症例を紹介します。

 

 

写真のように
しなやかな上半身はバレエダンサーにとって必要不可欠な要素ですね。
今回は上半身をもっと柔らかく、ダイナミックに動かしていきたいという要望でした。

 

過去2回施術をしてきて骨盤の問題を解消してきました。

初回、リアラインコアで上半身(胸郭)にアプローチしたところアライメント(関節の位置関係)が整い、腰・背部の不快な症状が楽になったことから今回は前回施術した骨盤がいい状態を保っていたので、上半身(胸郭)へアプローチをしました。

【アライメントおよび動作評価】

・下位胸郭横径拡張制限(左胸骨下角の狭小)
・上位胸郭の挙上制限
・鎖骨の後退制限・肩甲骨の内転制限(特に右)

 

 

上記の評価による原因因子として、

◇滑走不全

・腹部の皮膚、腹直筋
・下位肋骨上の皮膚、肋間
・鎖骨上皮膚
・僧帽筋上部線維
・肩甲挙筋

 

◇筋機能不全

・下後鋸筋(特に左)
・胸部多裂筋
・頭部後方移動筋

 

この原因により”結果として”
脊柱の伸展制限が起こり腰・背部の不快感が発していたのだと推測しました。

 

 

 

 

 

まずは整えていきます。

ここでは組織間リリースによる癒着剥がしを徒手で行っていきます。

 

・腹部の皮膚、腹直筋
・下位肋骨上の皮膚、肋間
・鎖骨上皮膚
・僧帽筋上部線維
・肩甲挙筋

 

これにより不快感は消失し、正常で円滑な関節運動を取り戻しました。

 

そして持続的にこの効果を維持していくために

・チンインエクササイズ
・四つ這いでのフロントレイズ・サイドレイズ

を行いこれをセルフエクササイズとして提案しました。

※胸郭のセルフエクササイズはこちら

 

 

 

最後に嬉しい言葉を頂きました。

「ここに来ると次の日のレッスンが楽しみなんですよね」

 

私自身がエネルギーをもらってしまいました。
これからもよりバレエのパフォーマンスアップに貢献できるよう私もがんばります!
いつもありがとうございます。

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」
「その体を維持していることが実感できる」

治療家として運動指導者であるMedical training workerとして
対面での取り組み、セルフでできるケア方法の提案などの取り組みといった
目の前の方々の可能性を引き出すお手伝いをしております。

2018年度現在は東京都足立区のメディカルフィットネスサロン「カラダプラス」に所属し、千住スポーツケア整骨院では治療家としてR&Fカラダプラスではパーソナルトレーナーとして活動しております。2019年4月より長野市戸隠にて活動をしていいきます。

メディカルフィットネスサロン「カラダプラス」
〒120-0034 東京都足立区千住3丁目60
http://karada-plus.com/

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。