トレイルランニングで効果的に機能する靴下(ソックス)

先日の戸隠トレイルランレースで履いた当院で扱っているソックスに非常に助けられたこともあり、そのソックスの紹介をしていきます。

慢性足関節不安定症(CAI)とは

アスファルトを走るロードレースと違って、
トレイルランニングは不整地を走ることで、捻挫のリスクが高くなります。

多くはトレイルの下りで捻ることが多く、
スピード出ていることや体重が足にかかりやすいことから
ロードで足首を捻るのと比べると重症度も高く、
また下りに対する恐怖心も芽生えてしまい古傷化してしまう方も多くいるように感じています。
不安からテーピングを常にされている方も多いことでしょう。

捻挫の厄介な点は、一度捻挫をすると繰り返しやすくなり、慢性足関節不安定症(CAI)に移行してしまうことです。

慢性足関節不安定症(以下CAI)とは足関節捻挫を繰り返すことで、
慢性的に足関節に不安定感を抱いてしまう病態です。

≪もっと詳しく≫
慢性足関節不安定性(以下CAI)は足関節捻挫後遺症としての慢性的な不安定感と”Giving-way”の繰り返しを主訴とし、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすとされる。その原因として、足関節靭帯損傷に伴う過可動性(機械的不安定性)と、腓骨筋筋力の低下、固有受容感覚の欠如、神経筋反応時間の遅延などが関与する機能的不安定性とが挙げられている。

~中略~

慢性足関節不安定性(以下CAI)を呈する足において距腿関節の骨性の安定性が低下していることが捻挫の再発に関与している可能性がある。また、靱帯損傷によって距骨および踵骨の異常キネマティクスが生じていた可能性もある。

3D-2D Registration法による慢性外側不安定性を有する足関節の荷重位足関節内・外旋運動時の距腿・距骨下関節キネマティクス:ケースレポートより抜粋 https://ci.nii.ac.jp/naid/130004582244

一般的には”捻挫ぐせ”と言われたりもしますね。

CAIの原因となる足関節捻挫はさまざまなスポーツ種目においてもっとも発生率の高い外傷の一つとされます。
トレイルランニングで足関節、膝関節の外傷、故障をしている方は多いことでしょう。

足関節捻挫は再発率も非常に高く、後遺症に悩まされ予防のためも含めてテーピングをしている方も多いことと思います。そうならないためには、足関節を安定させる必要があります。

 

 

実は私は今年(2019年)7月に捻挫をしてしまい、その月末に控えていたレースの出場を断念していました。
9月末の戸隠トレイルランレースを目標にしていたため無理せずに諦めました。

3週間ランニングを休み、それからテーピングをしながら走りました。
ちょっとした段差で変なつき方をすると痛みが走ります。下りはゆっくりと降りるようにしていました。

しっかりと山を走れるようになってきたのが8月下旬。
テーピングを外してからはうちで扱っている「リアラインソックスプロ」を着用しました。

足首を安定させるには距骨の後方への動きが重要になります。距骨を下腿の遠位部のほぞにしっかりはめ込んで、足関節を適合させる、ということが必要なのです。そうすることで、不安定感を減らし、捻挫の危険性を低下させ、さらにはアキレス腱にかかる負荷も減少させることができる可能性があります。

加えて、母指球荷重を促すことによるパフォーマンスの向上が期待できます。

 

 

リアラインソックスの効果

リアラインソックスは繊維構造を密にした特殊な編み構造を作ることにより、テーピングのようにベルト状に強い張力が得られ、足関節を安定させることができます。
また、弱い張力と強い張力を組み合わせることで、足関節の動きを高度なテーピングと同様にコントロールできます。

リアラインソックスの効果として、以下のことがあげられます。

◆足接地時の母指球への荷重が誘導される
◆足首の安定感
◆しゃがみ込んだ時の足首のつまり間の解消
◆つま先立ちでの母趾球に体重が乗る感覚が得られる

個人的に即時的に感じたことは、
足首のつまり間の解消です。捻挫した足首はしゃがみ込み時の制限を感じておりつまり感と合わせて痛みもありました。ソックスを履いてしゃがみと明らかにしゃがみこむことが楽になりました。

また履いて歩いてみる分かるのですがしっかりと母指球に導かれていくのを感じることができます。
母指球に導かれるということは、
足首の内捻り捻挫の大きな要因となる足の外側への荷重負荷の軽減となり、
内捻り捻挫の予防ともなります。

また母指球に誘導されることでお尻を使う感覚が入ってきました

私は足の接地がフォアフット(前足部荷重)走法なので
母指球への誘導はランニング効率を引き上げてくれる重要なポイントとなるので
ロードでも活躍してくれます。

 

なおリアラインソックスプロは、
滑り止めが側方にもあることから、靴と足との一体感が格段に向上し、効率的に足の力をより地面に伝えることができ、パフォーマンス向上へと繋がります。
ゲレンデなどでの下り時の靴の中での前方滑りが全くありませんでした。爪が当たることもなくしっかりと踏ん張れるので楽に走れることができたのも、今回のレースで好成績を残せた要因でしょう。

 

詳しくはこちらの動画をどうぞ!

リアライン公式通販はこちからからどうぞ!
https://realine.info/realine/socks

当院でも扱っておりますので、試着して試してみたい方はお声がけください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。