戸隠神社五社巡りをトレイルランニングでご案内

「トレイルランをしてみたい」とのご依頼をいただきました。
週に2度ほど運動されているという方でしたが、ランニングはあまりしていないということで
今回は3時間で戸隠神社五社巡るルートを提案。

戸隠五社は奥社/九頭龍社/中社/火之御子社./宝光社あります。

今回は宝光社まで車で行き、
宝光社、火之御子社.、中社、小鳥ガ池、鏡池、九頭龍社、奥社と巡り、再び宝光社に戻るルートを選択しました。

 

【戸隠神社について】

戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。
平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場でした。神仏混淆のころは戸隠山顕光寺と称し、当時は「戸隠十三谷三千坊」と呼ばれ、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われるほどに栄えました。
江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け、一千石の朱印状を賜り、東叡山寛永寺の末寺となり、農業、水の神としての性格が強まってきました。山中は門前町として整備され、奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めました。

明治になって戸隠は神仏分離の対象になり、寺は切り離され、宗僧は還俗して神官となり、戸隠神社と名前を変えて現在に至ります。

 

まずは宝光社。
宝光社と言ったらこの階段を語らなければならない。

270余段の石段です。
足をかける石の形も微妙に違い、走って登るとなると結構難儀です。
歩きましたが^^

登りきると宝光社。

【ご祭神】
天表春命(あめのうわはるのみこと)

【宝光社創建の由来】

後冷泉天皇の御世である康平元年(1058年)8月26日、奥院より五十町ほど離れた大木の梢に光を放って輝くものがありました。
人々が不思議に思い集まって、よく見てみたところ、それは「御正体」(神仏習合の考えによって神体である鏡に本地仏の像を示した鏡像のこと)でした。

その時そばにいた12~3歳の女の子がもだえ苦しみ、倒れてしまったので、人々が「どうしたものか」と騒いでいると、女の子はこういいました。

「私は当山三所権現の先駆けで左方に立つ地蔵権現です。本院は女人禁制の結界があり、女人は中に入ることができません。従って本院に行けない女人のために、ここに堂を建てて、私を安置してください。」

その場にいた人々は怪しんで「それが本当なら、ここにいる誰かの袖にお移りください」と言うと、「御正体」はそこにいたお坊さんの袖の中に飛び移りました。

お坊さんが慌てて袖の中を確かめてみると、地蔵菩薩像が入っていました。

そこで人々は女の子の言うことを信じ、すぐに堂を建てて地蔵菩薩像を安置しました。

堂ははじめ「福岡院」と呼ばれ、後に「宝光院」といわれるようになりました。また「御正体」がやってきたところを「伏拝所」というようになりました。

 

ここからしばらく登り、右折して少し行くと火之御子社.です。
宝光社からは10分から15分といったところです。

【ご祭神】
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)
栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)

【由緒・ご神徳】
承徳二年(1098)頃の創建で、岩戸の前で舞われた天鈿女命が主祭神で他に三柱の神様をお祀り申し上げております。
戸隠山の神様が神仏習合の当時も、このお社だけは神社として終始しておりました。戸隠神社太々神楽は、この神社に仕えていた社人によって古来より伝えられ現在に至っております。舞楽芸能の神、縁結びの神、火防の神として尊崇されております。
近年は参拝される方が多く、境内には樹齢500年を超える『夫婦の杉(二本杉)』と有名な西行桜があります。

火之御子社.から10分から15分で今度は中社。
トレイルは少しでロードでつなぎます。

【ご祭神】
天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)

【由緒・ご神徳】
素戔嗚尊の度重なる非行に天照大神が天岩戸にお隠れになった時、岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作られた神です。学業成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全に御神徳があります。
社殿天井には平成15年に復元された狩野派の天才絵師、河鍋暁斎によって描かれた「龍の天井絵」があります。
また、境内には樹齢700年を超えるご神木、樹齢800年を超える三本杉があり、戸隠神社の社務所が置かれています。

 

中社の目の前には、行列ができる戸隠そばのお店として有名な「うずら家」があります。
走り終わった後に寄ってもいいですね。

 

中社からはロードを奥社方面に向かっていくと左側にトレイルに入る道があります。
ここをしばらく行くと小鳥ガ池です。

ここからはしばらく登ります。
走るか歩くかはランニングレベルによります。
今回は歩いて登りました。
登っていくと左手に見晴らしのいいところがあります。
大きな岩があり、これは「硯石」といいます。

【硯石】

女賊おまんの伝説が伝えられている硯の形をした大きな自然石。小鳥ケ池と鏡池を結ぶ遊歩道の中間地点にあります。平安の昔、朝廷の命令で鬼女紅葉を討つべく戸隠に入った平維茂軍が、北向き観音から授かった「降魔の剣」で荒倉山の紅葉を倒した。紅葉一番の手下、女賊のおまんは35人力の怪力を持って寄せ来る敵をなぎ倒し、硯石のところまで逃げ、石にたまっていた雨水で血みどろの体を洗った。硯石の水鏡に己の顔を映したおまんは、そこに鬼の風貌を見た。そして、罪の重さを悟ったという。以後、おまんは剃髪し尼僧となり、亡き人々の菩提を弔ったという。

 

ここからは下ります。
走りやすいトレイルです。

 

鏡池です。

この日は風があり、曇りで鏡のようにきれいに戸隠連邦が写りませんでした。
残念。
五社巡りが終わった後に天気が良くなり再びよるとこんな感じでした。

秋はもっと神秘的な感じになるんでしょうね~
秋の早朝はカメラを持つ人でずらっと並ぶフォトスポットなんです。

 

ここからはこの春にもクマが出たと新聞にも載った奥社の隋神門につながるルートに入ります。

 

そしてこれが隋神門です。

ここから1㎞ほどこの杉並木を歩きます。
(今回は歩きました)
ここは地味に登り坂なのです。
奥社の参道入り口から200mほど登っているんですね。
2㎞くらいと思っていると、痛い目にあいますので歩きやすい靴は用意しておくといいですよ。

 

奥社の手前の九頭龍社。

【ご祭神】
九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)

【由緒・ご神徳】
ご鎮座の年月不詳ですが、天手力雄命が奉斎される以前に地主神として奉斎され、心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として尊信されています。

そして奥社。

写真ではわかりずらいですが、朝この角度から見ると金色に輝いて見えます。

【ご祭神】
天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)

【由緒・ご神徳】
日本神話にある、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、無双の神力をもって、天の岩戸を開き、天照大神をお導きになった天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎した事に始まります。
戸隠神社の御本社として開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などの御神徳が全国に広宣され多くの崇敬者が登拝されます。
参道は約2キロ、中程には萱葺きの赤い随神門があり、その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています

今回は奥社からの帰り道の下りで膝の外側が痛くなってきたということで、
トレイルランニングはここで終了でした。

予定していたルートはこんな感じです。
-後日アップします-
このまま走っていたら3時間半くらいの時間となっていた感じです。
でも、トレイル初心者の方には
見どころたくさんで
それなりに走れるのでおすすめのルートです。

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。