前回の症例をわかりやすく解説~陰陽交叉~

こんにちは!

今日は昨日の続きのお話をしていきます。

はっきり言って昨日の話、専門家でないとよくわからないですよね。

いわゆるツボ(経穴)を活用して膝の痛みを解消していったという話でした。

この話を深堀していくと、
膝の裏の痛みに対して
腕の経穴と足部の経穴を活用しています。

 

腕にアプローチして膝の症状に効果を出すの?!

 

そうなんです。
これが東洋医学の面白いところです。

今回行ったアプローチは、「陰陽交叉」と言います。

陰陽交叉とは

身体の経絡は三陰三陽に別れ、手足に同名経があり、それぞれに表裏経がある。身体の上は陽で下は陰、左は陽で右は陰、表は陽で裏は陰である。
我々は、この方法が一穴で簡単に上下、左右、表裏の陰陽を全て調整でき、全身の陰陽のバランスを最大限に調整できる極めて優れた方法である

分かりやすく説明すると、
例えば足に痛みがあれば、反対の腕の経穴の1点にアプローチすることで体のバランスが取れてくるというものです。
奥がめちゃくちゃ深いので実際はこんな表現では専門家の方に怒られてしまいますが、簡単にお伝えするとこのようになります。

今回の症状は、
左の膝裏の痛みでした。

前回のブログではこのように伝えています。
「陰陽交叉にて心経、陰ゲキ~霊道までで、ぺインスケール10→3
少海にて→2」

上記の経穴は以下の丸のところに該当します。

右腕の赤丸のついているところにアプローチをすると、左膝裏の痛みの点数が10点から2点まで低下しました(10点がマックスの痛み)。

さらに、

前回のブログでは「今度は伸展テストにのっとって痛みの場所が膀胱経なので、中足骨付近をみても無効。
ではその陰経をと思い、本来は腎経なのだが、誤って胆径にアプローチ。

地五里、足臨泣に著名な圧痛があり、特に痛い足臨泣にて動作を確認すると
痛みは消失してしまいました。」とあります。

以下の赤丸のところが地五里と足臨泣。

地五里、足臨泣を押して痛かった動きをしてもらうと痛みがなくなった

そんな症例でした。

 

一般的に病院では痛いところへのアプローチをします。
今回の症例では、半月板損傷と病院では言われている症状に対して経穴(ツボ)を活用して
アプローチしてみました。

実は半月板の症状に対して、徒手検査をして陽性だったとしても、実は痛みを出しいているところは別のところだったりします。痛みを出しているところは周辺の筋肉ということが多々あります。

そんな症状の場合には、今回紹介したアプローチが効果的なことが多いです。

とはいえ、膝裏の症状を反対側の腕で痛みをとってしまうなんて、体って面白いですよね!^^

今後もこのような症例もあげていきますね!

 

今日もご覧下さいましてありがとうございました^^
Have a good life today!

 

参考、引用:経穴マップ 医歯薬出版株式会社

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。