肩甲骨はがしがなぜ必要なのか?

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は当院の裏メニュー「肩甲骨はがし」について解説をしていきます。

 

今現在巷で「肩甲骨はがし」というものがいろいろと言われているようになっておりますが、
皆様はどんな印象をお持ちでしょうか?

誰が言い始めたのかはわかりませんが、
私たちセラピスト側としても、どのようなことを指しているのか正直分かりかねるところでもあります。

なので、私たちの定義、という視点で話をしていきます。

 

肩甲骨の機能解剖

肩甲骨は背中に張り付くような状態にあり、

肋骨の後ろ部分と関節を構成していて鎖骨とつながる肩鎖関節、

腕と繋がっている肩甲上腕関節、

背部で肋骨上で関節を構成している肩甲胸郭関節の

3つで関わり合いながら関節運動を行っております。

 

この肩甲胸郭関節は背中に張り付くようにあるため

運動不足や長時間同じ姿勢が続くと筋肉同士がくっつきあって制限を起こすようになります。

 

くっつきあうとはどんな状態なのか?
詳しくは こちら をどうぞ。

 

だからそのくっつきあった肩甲骨周りの筋肉を剥がし本来の動きを取り戻していく、それが肩甲骨はがしです。

その通りなのですが、

なぜそれが必要なのか?

これを知るとより肩甲骨はがしの意味を知り、必要だということが理解できます。

 

肩甲帯の運動

 

肩甲骨は姿勢と連動します。

背中を丸くすると肩甲骨は背骨から離れ、

胸を張ると肩甲骨は背骨によります。

 

一つお試しください。

肩甲骨が背骨から離した背中を丸くした姿勢を取りましょう。

肩甲骨の位置はそのままにして胸を張ったいい姿勢をとってください。

いかがでしょうか?

できませんよね^^

 

肩甲骨が動かなければ、

い姿勢を取ることはできないんです。

イコール、肩こりは解消しない!ということになります。

 

このような方は要注意!

現在在宅勤務など座りっぱなしの生活が長い方は要注意です。

 

特にノートパソコンを使用しての仕事をする方は、

どうしても目線を下に落とさなくてはならず

座っている姿勢も画面を見るためにどうしても頭は前方に出て

頸は張り、背中は丸くなってしまいます。

 

その時の肩甲骨は体の中心の背骨より離れた位置となり、その姿勢が続くと・・・

 

筋肉同士のくっつきあいが起こり、動かしづらくなってしまい、

いい姿勢がとりづらくなってしまうのです。

 

さらにその位置で固まってしまうと

首や肩の動きに制限を生むこととなり

制限がある中で動かそうとすることによって、

さらに筋肉への負担が非常に高くなり、疲れやすくなりますね。

 

 

首や肩、腰の負担をなくすためにはいい姿勢が大切

そのいい姿勢には肩甲骨の動きが伴わなければなりません。

肩に負担のかからないいい姿勢を取るために、

まずは肩甲骨の動きを取り戻していきましょう!

 

次回は動きを取り戻した肩甲骨をいい状態で維持していくための方法についてお伝えしていきます。

今日も最後までありがとうございました!

 

 

当院の件骨はがしメニューはこちら

【ご新規様★当店人気No.1】肩甲骨はがしボディケア40分 3960円

ご予約時に上記メニュー名と「ブログを見た」とお伝えください。
このメニューは初診料もかからない特別なメニューとなっております^^

2021年12/30までの特別メニューですので、肩がつらいという方は、お早めにお声がけください!

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。