こんにちは。
ばばです。
今日は姿勢に関わる胸椎(胸郭)についてのお話。
こんな人におススメです。
・猫背を改善したい
・姿勢が悪い
・腰、首、肩がつらい
・後ろにもっと反れるようになりたい
では、さっそく進めていきます。
胸郭は胸椎・肋骨・胸骨からなり、呼吸運動を行う呼吸器でもあり、
また体幹の動きを円滑にする為の運動器でもあります。
胸郭には100個を超える関節が存在すると言われており、
個々の関節がわずかな可動域制限を生じる事でも身体に大きな影響を与えてしまいます。
しかし胸郭の動きは定量化しにくい部位であり、
検証の対象にしづらいく運動器としての報告はまだ少ないのが現状です。
脊柱の可動域について

今回のポイントとしては、
胸椎と腰椎の可動域に注目
胸椎の動きを引き出すことは非常に大切。
胸椎の動きが悪いことで、
腰痛や頸部痛を引き起こす可能性は多々あります。
脊柱管狭窄症は腰椎と頚椎は多いのに胸椎には少ないのです。
これらは結果として起こっていて
胸椎の問題がその上下の腰部や頸部に影響しているのです。
非対称性の胸郭のアライメントは
胸椎伸展可動性低下を引き起こし、
結果的に腰椎にストレスを与えてしまいます。
腰痛に対して痛みのあるところ(腰椎)だけにアプローチをしていては効果は不十分です。
胸郭のアライメント・動きが大切で、
特に胸椎の伸展と回旋の動きに着目します。
上の図で見ていただくとわかりますが、
腰椎はあまり回旋できない構造となっています。
胸椎は下位が腰椎と同じように回旋可動域が小さく
屈曲伸展可動域が大きいのが特徴です。
下記の可動域を参考にしてください。
【胸椎全体の可動域】
屈曲 30~40°
伸展 20~25°
回旋 30°
側屈 25°
胸腰部の回旋
胸腰部回旋:35°
(内訳:胸椎30° 腰椎5°)
胸腰部の側屈
胸腰部側屈:45°
(内訳:胸椎25° 腰椎20°)
側屈での椎間関節運動の大きさは胸椎全域を通して比較的一定している。
胸椎伸展と腰痛の関係として
立位で後屈をしてゆくと、腰に負担のかかってしまう方がいます。
胸椎での伸展がうまく行えず、
腰椎で伸展をしてしまうためにストレスがかかるからです。
腰痛のない方でもほとんどの人は胸椎の伸展可動域が低下しているのが現状です。
伸展動作の際に胸椎の伸展が十分に行えれば、腰椎に過剰なストレスがかかりにくくなります。
下位胸郭の横径拡張
胸椎の伸展可動域を改善させるには
まず下部胸郭の拡張の改善が必要になります。

上の図のマルのついた部分、右の下位胸郭ですが、
左に比べて真ん中に変位していると、体幹伸展時には右側屈左回旋をしてしまいます。
脊椎の関節の構造上、脊椎が回旋をしていると伸展しづらくなってしまいます。
その為下位胸郭が左右均等に体幹の伸展に伴って拡張することが大事となるのです。
下位胸郭が拡張することにより上位胸郭の挙上が促され、
胸椎の伸展を引き出すことができるようになります。
まとめ
胸椎の伸展は頚椎にも腰椎にも影響を与えます。
胸椎の伸展可動域は20~25°ですが、その多くの可動性は下位胸椎となります。
とはいえ上位胸椎の伸展可動域が非常に大事となり、
その為には下位胸郭の左右差、伸展時の拡張を促すことで
上位胸郭の挙上がしやすくなり胸椎の伸展可動性を引き出すことができるようになるのです。
胸椎の伸展可動域が向上して動ける状態がつくれたら、
動かす感覚を身体に覚えさせることが大切です。
次回から「動かす感覚を身体に覚えさせる」エクササイズをお伝えしていきます。
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