【上位胸椎エクステンションWithサイドルック】うつぶせでのヒトの発育発達再学習エクササイズ

こんにちは。

前回、上部胸椎エクステンションWithネックフレクションについて解説しました。

今回は3ヶ月児が、

頭を持ち上げ維持できることによって注視することによって育まれてくる機能を、

エクササイズにしました。それをお伝えしていきます。

 

うつぶせのヒトの発育発達再学習エクササイズ
・上位胸椎エクステンション
・上位胸椎エクステンションWithネックフレクション
・上位胸椎エクステンションWithサイドルック

生後3ヶ月、頭部を挙上できるようになったあと

生後3ヶ月、頭部を挙上できるようになったあと
頭部は 胸椎や腰椎がより伸展していくため、
より高く挙上でき、より尾側の脊柱起立筋の活動性の増大を促します。

伸展の増大はまた、骨盤の下降や股関節屈筋群の伸張の増大と関係しています。
腰椎の伸筋群は頭部を挙上する間、胸部安定させるための共同的な役割を果たします。

前腕による体重支持によって、上肢や肩甲帯筋群における感覚フィードバックが促されます。このフィードバックは頭部の運動の間に生じる微妙な体重移動によって増大します。
顔が一側を向くと体幹は側方(顔面測)に移動します。

前腕による支持は、動的に体重を支持する運動における最初の段階であるといえます。両側の肩甲帯おのおのの関節周囲筋群が、同時に安定性と運動性とを育んでいきます。

 

上位胸椎エクステンションWithサイドルック

目的

上位胸椎の伸展による胸部多裂筋の収縮
肩甲骨下制による上位胸郭の挙上
肩甲帯の安定化

方法

うつ伏せとなり、
ハーフカットのポールの頂点に胸部を腋下の高さ(Th6)で当てがい、
肘は肩の真下より外方かつ上方に位置します。

肘の位置は変えずに肩を引き下げつつ胸を張りながら
ポールの当たっている胸部を支点にして胸椎を伸展していきます。

その際、頚部を伸展して皺ができないように
頚部の後ろを伸ばしながら胸椎を伸展していきましょう。

上位胸椎の収縮感があることを確認したら
その収縮を感じつつ横を見るように顔を側方に向けます。
その際振り向いた側に体重を軽くかけましょう。

真ん中に戻し、肩を引き上げつつ胸椎を屈曲してスタート位置に戻ります。

それを繰り返します。

ポイント

・肩甲骨を下制させることで上部胸郭の挙上及び上位胸椎の伸展が円滑に行える。

・胸椎を伸展し側方を見る動作の間は、常に胸部多裂筋の収縮感を感じながら行う。

・側方を見た際には同側に体重を軽くかけます。その際肩甲骨が下制した状態を維持します。

引き続きうつぶせエクササイズをお伝えしていきます。

お楽しみに。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

かつてプロボクサーとして、6年間活躍し最高位は日本ライト級6位。 その競技生活において怪我や体の故障を経験し、 どうすれば怪我や故障をしないですむのか、 どうすれば効率的・効果的に体を動かすことができるのか、力を発揮することができるのか考える。 そんな想いから競技生活を終えた後、フィットネスインストラクターに転身後、柔道整復師となり、 接骨院勤務、整形外科勤務を経て、   2007年 『千住大誠接骨院 』 設立   2008年 『R&F Karada+ 』 (カラダプラス/コンディショニング施設)設立 「痛みへの施術」 「トレーニング指導」 「コンディショニング指導」 それぞれの特長を生かした総合的な視点から、必要最適なアプローチを行える体制を確立。 治してもらう・教えてもらうだけのではなく、 まず自分でもやってみようという 簡単で分かりやすい自分でできる”セルフコンディショニング”を一人ひとりに合わせ提案。 そのうえで、専門家としてサポートしていく姿勢をとり、 選手自身とそして選手を応援するトレーナーや家族に、 セルフメコンディショニングにおける考えを伝え、講師としてもサポートするなど幅広く活動している。